喰われノンケ

かつてタクシードライバーをやっていた時、僕の担当界隈にゲイバーを起点としたいわゆるハッテン場があって、ゲイカップルはよく乗せました。
ゲイと言ってもタクシーの中で手をつないでいたりとかエロいことをおっぱじめるとかそういうことではないですよ。見た感じ、普通の男友達と何ら変わりはありません。でもね、何となくわかるんですよ。こいつら、ゲイだなって。
近くに同性カップルOKなラブホもあってそこに送り届けたりもしましたね。見るからにゲイな方々は行き先を聞くまでもなく十中八九そのホテルへご直行でした。
まあゲイと言っても普通の男性ですからね。運賃さえ払ってもらえれば貴賤はありませんよ。気のいい方も多いし節度もある。むしろ僕の中ではビアンカップルの方が座席でイチャイチャしだしたりして、性欲にセーブがかけられないイメージがありますね。
ノンケを落とす
そんな中に売り専やってるやつが常連客にいまして、よくハッテン場まで送り届けていました。行きはヤツ一人ですが、帰りはおっさんを捉まえていてホテルへご直行と言うパターンもしょっちゅうでしたね。その売り専くんがゲイ界隈に僕のことを広めてくれたらしく、気づくと「ゲイご指名ハイヤー」みたいになっていました。そこで一気にゲイのお客が増えました。歩合制でしたしゲイと言えども常連客はありがたかったですね。
ただ、それでも生活は苦しかったのですよ。そこで小遣い稼ぎに売り専くんに倣って、ゲイの客相手に売りをやっていたこともあります。キスやフェラしてあげたりしてね、運賃とは別にお手当をもらって生活の足しにしていました。末期には「売り専タクシー」としてゲイの方々の間でも知られていたみたいで、よくご指名も受けました。。
と言うのも、僕は元々喰われノンケでして、そっち方面にお金を使っちゃっていて生活が苦しくなっていたんです。喰われノンケ続けるために売り専タクシーやっていたというわけです。あの頃は、僕も若かったなあ。
ちなみに、売り専タクシーやっていたことがバレて会社はクビになりました。どっとはらい。
ゲイのフェラ
食われノンケ